cut in two

うつ症状の自力の直し方を更に紐解いてみる

time 2017/09/21

このサイトは、そもそもは好きな音楽について語っていたのですが、どうにも自分の心の状態がよろしくなく、吐き出し場のようになっていきました。

約1年ほど経過して、私も色々と変化したのでちょっと思い立って書いてみます。このサイトでも一番読まれている以前の記事の続編のような形です。

 

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それでも振り回される

以前は、思考をそのままの言葉で紙に書き出していって、自分の頭の中を客観視して癒すというような手法をご紹介しました。

あまり詳しくはないですが、たぶんこれは認知行動療法に近いのかもしれません。うつ病治療でもポピュラーな治療法のようです。

 

ただし。

 

ちゃんと認知行動療法を受けた方は治るのかもしれませんが、私のこの我流のやり方で、完全にバンバンザイで治るかというと微妙です。

正直に言って、私は今も自分のうつ症状には悩まされています…。

ただ、さきの手法を含め、自分の心の中を客観視することで、うつ症状は前よりは和らいではいます。なので、全く効果が無いわけではありません。

そして、ここからが本題。

おそらくこれを読んでいただいている方は、「慢性的なうつっぽさ」に悩まれていると思います。ガチの(…というとちょっと軽薄ですが)、うつ病ってほどじゃない。

それなりにそれなりに、社会生活は何とか維持している。もしくは一度離れていた、今離れている…としても、例えば入院するとかそこまでじゃないよな…と感じている方。

症状は千差万別。一概には言えませんが、私の場合で書いてみます。

 

そもそも

よく、心理学系の本を読むと、「親との関係」って出てきますよね。特に、母親。母親との関係が微妙だと、大人になっても何らかの心の枷ができるっていう。

「あなたは何もできないんだから」って母親が言ってたとしたら、大人になって自信が無くなる。何も自分からしようとしなくなる…みたいなのが典型例として出てきますよね。

これが自分の場合は疑問でした。そこまで母親に否定されたのかな?と。割と仲は良かったので、親との関係が悪いとは思ったことありませんでした。

でもまぁ、私は高校生の頃にギター弾いていたんですね。高校生くらいならよくある光景じゃないですか。それで、夜まで弾いてたのかな?まぁとにかく母親に怒られたんですよ。

 

「ミュージシャンにでもなるつもり?なれるわけないでしょう!」

みたいなことを言われた記憶があって、

「そんなんわからんだろっ!」

って言い返したと思います。

 

別にですね、私はミュージシャンを目指していたわけでもなくて、ただギターが楽しくてやってたんですね。それが「ミュージシャンを目指している」と言われて恥ずかしかったことと、「夢を頭ごなしに否定する」ことの2つに怒ったんだなと今考えると思います。

でも。

このくらいのやりとりって、多分どこの家庭にもあるんじゃないかな?と思うんですね。形は違えど親との衝突っていうのは。

例えば、虐待とかそもそも親とのコミュニケーションが全く無かったとかなら話は別ですけれども(もし当事者の方でご気分害されたらすみません…)、このやりとりって別にそんなに異常じゃないですよね。

でも、私は妙に覚えていて、今でも親との関係とか、自分の心の問題を紐解いていくと、ここに当たることがあります。

そこで思うのは、つまりは感じ方だと。

 

感じ方

これ、要するに、「親が子供を否定している」ってことじゃないですか。

「ミュージシャンになれない」って母親が言うのは、親が子供を否定していることですよね。いや、母親としては否定したわけじゃなくて、一般常識で怒っただけですけども。

そういう経験を持っている人はたくさんいて、反抗して夢を実現した人、親を説得した人、私と同じように怒ってそのままになった人、特に言い返さなかった人…様々だと思います。

そうなんです。様々なんです。

私と全く同じ体験があったとしても、生きづらさを感じるかどうかは人によります。そう、人によるんです。めっちゃ強調しています。今さらですが、言わせてください。

 

人それぞれ

 

ですね。色んな物事が。そんなの分かり切ったことですよね。でもなぜか、これができなくなるんですね。自分のこととなると。当たり前になりすぎているから。

 

いいでしょうか。

 

っていきり立つこともないんですが…(笑)

 

自分の感じ方って、自分の感じ方でしかないんですね。それが悪いわけじゃないんです。どうしようも無いから。ひとまず、感じてしまうのは。

負の感情を感じまくってうつっぽくなってしまうのは、負の感情を感じてはいけない!と思い込んでいるからなんです。

あ、これ、私の場合です。千差万別、人それぞれですからね。

何で母親の話を出したかというと、多分、これが一番のネックなんじゃないかと思うんです。どういうことか説明しますね。

 

母親との関係

私が自分の心の問題になんとなく向き合い始めてから10年くらい経ちます。色々ありましたが、どこかでずっと、こう思っていました。

 

ぜんぶ一本の線でつながって、解決しないといけない

 

こういう思いを持っていました。ええと、私の心の問題があることは確かで、どこかでそれを解決しないと、明るい未来は無い。自分のやりたいこともできない。

 

すべて自分の問題をすっきりさせないと、前に進めない

 

みたいな感覚があったんです。いや、今もあるんです。でも、これがガンなんじゃないかと。そう言っている間に死ぬんじゃないかって気がしてきました。

母親との関係って過去のできごとですから、変えようがないですよね。セラピーとかでなら解決するのかな?イメージですけど、セラピストの方と何回もセッションすれば、どこかですっきりするのかもしれません。

でも、私の場合、そんなお金無いんですよ…

今は病院行ってないですけど、通院と薬代だけでも痛いのに、カウンセリングとかって何千円するじゃないですか。しかもそれを何回もやんないといけないんですよね。

そして、自分の悩みが解消される保証はない。

もちろん、意味がないっていうわけじゃないです。できるなら私も専門的なセラピーって受けてみたいですよ。でも、単純に生きづらさを感じているということは、やっぱり社会生活がおぼつかなくなるので、そんなに高額なお金は出せません。

 

えーと、ここで何が言いたいのかというと…

 

母親、家庭環境はそんなに異常ではなかった。けれど何かしら生きづらさを感じている私。やっぱり母親との関係が良くなかったのかな?

…うーん…。でも待てよ。周りの話とか、まぁなんとなーく世間の声から鑑みて、自分の家庭環境ってそこまで悪かったわけじゃないよな…

友達とか恋人の話を聞く限り、親との関係がもっと悪かった人もいるみたいだし。だからと言って、そういう人、全員が生きづらさを感じているようには思えない。

じゃあなんで私はこんなに辛いのかな…?

私だけなんでこんなに辛いの!?…なんて、言えないし。そんな自分が悲劇のヒロインみたいな…。でも、やっぱり、辛いのは辛い…。

この悩みを、生きづらさを解消しないと、私は前に進めない。すっきりさせて、ぜんぶぜんぶはっきりさせて、心の問題を解決できたら、なんかすごいことができる気がする!

それまではこの悩みを解決するためにがんばろう。

 

と、自問自答で書くとこんな感じです。なぜか女性っぽくなってますが(笑)…(筆者は男性です)

そして、この後がとても重要です。

 

いいでしょうか?じゅんびOK?

 

 

解決しなくてもいい

 

です。

 

解決しなくても歩ける

いま、悩んでいると思います。

人は悩みます。迷います。でもたぶん、私やあなたの悩みって、たぶんちょっと性質が違うと思う。「上司が嫌だ」みたいな悩みの外側、大きなところにあります。

…なんかの宗教みたいになってきましたが…。

その大きな悩み、生きづらさ、解決させなくても生きていけると思う。というか多分、解決できないと思う。

程度はあるとは思いますよ。もちろん。深い深い傷を親や誰かから受けていた場合とかは、解決…というか、癒しが必要だと思います。

 

でも、私のように、思い当たる節があるような無いような微妙な人。

 

それはつまり、そういう性格なんです!

 

性格?性質?わかんないけど、つまりですね、簡単に言えば、

 

深く考えてしまう性格

 

ですよ。よく言われませんか?「考えすぎ」とか、「そこまで悩まなくても」とか。もしくは「自分のことしか考えていない」とか。

 

それもぜんぶ、この深く考える性格です。

 

母親との関係、わたしのように否定された人、たくさんいるでしょう。それでもフツーに生きている人は、ここまで深く掘り下げて考えない。仕方ないし、それよりも楽しいこととかやりたいことがある。

 

突然ですが、ライブとか行きませんか?

 

私、俯瞰で見ちゃうんですよ。だからノれなかったりする。人目を気にしているから、深く考えてしまって、こ、これが正しいノリ方なのか??みたいな変に深く考えてしまうことありません?

私だけですかね。だから、ライブでも海でもバーベキューでも、皆が楽しいと思うことを、心から楽しんだことがほとんどありませんでした。

いや、楽しいのは楽しいですけど、それよりも悩みが心を占めている時間がちょっとでもあるとゲンナリ。皆が、「嫌なこと忘れられる!」みたいに騒ぐのも理解できませんでした。

 

が。

 

何のことはない。私がそういう性格なんですね。

 

そして、これを治すことが解決だとも思わない。深く考える性格になっちまったもんは仕方ないし。治すっていう発想がまず変なのかも。

 

最後に付け足すと、

 

ぜんぶクリアにはならない!

 

です。多分ほら、完璧主義な気質があると、ちょっとでも嫌なことあるとダメじゃないですか?私がそうなんですけど、ぜんぶクリアにしたいっていうのが強くて。

 

だからライブでも何でも、楽しいことに1ミリでも嫌なことが入ってくるとゲンナリする。

 

簡単な話で、9割のイイトコに注目するか、1割の悪いとこに注目するかっていう。間違いなく、うつ症状の人は後者でしょう。

 

クリアにならないです。なったとしても一瞬。

 

でも、クリアって透明ですから、味がない。人生が無味乾燥になっちゃう。色が何かあった方がいい!と思いました。

 

すんません。何かとりとめなくなってしまいました。これで伝わるかどうか分かりませんが、ちょっとでも参考になれば幸いです。

 

 

 

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コメント

  • すごく共感するところが多かったです。発見もありました。今の生きづらさは解決しないのと、この悩みは性格からくるもの。解決させなくていいというのは目からウロコでした。完璧主義な所があるのですべてクリアにするべきだと思い込んでいました。周りのことを考えて動いているつもりなのに、自分のことしか考えてないと特に親から言われて傷ついたなと思い出しました。気が楽になりました

    by 匿名 €2017年10月25日 3:31 PM

    • コメントありがとうございます。
      共感していただけて嬉しいですね(^・^)

      最近思うのは、何か気分が悪い時は完璧主義が働いているとき。
      「すべてクリアにしなければならない」という無言の圧力があって、
      できない自分に落ち込むっていうパターンが多いです。

      >>周りのことを考えて動いているつもりなのに、自分のことしか考えてないと特に親から言われて傷ついたなと思い出しました。
      これはなかなかツライですね。周りを考えていないように親御さんには映っていたんですね。気を使ってるのに自分勝手だと言われたら傷つきます…。その経験は変わりませんが、その経験をどう解釈するかは変えられるかもしれません。

      by cutintwo €2017年10月27日 2:40 AM

  • 本当に共感します。親との過去の関係に問題が〜とか言われると、それをクリアにしたくて親の事見張りまくっちゃうんですよね。で、具合悪くなるんですけど。でも、ほっといたり逃げたら解決しないんじゃないかと怖くなったり、問題をほっといて人生の質が低下する罪悪感があったり。それで結局問題に取付き過ぎて具合悪くなって本末転倒。何やってんだか。潔癖症が不潔になるのと同じ仕組みですかね?

    by 匿名 €2017年10月27日 11:09 AM

  • あ、ちなみに(すみません。先程匿名でコメントしちゃって)、こうやって自分のしょうもなさを暴露して話すと、ちょっと気が楽になりますね。ノートに気持ちを書き出して客観視するのも、同じ感じでしょうかね。完璧主義だと後から虚しくなるけど(^^;

    by プリン €2017年10月27日 11:35 AM

    • プリンさん

      お返事が遅れて申し訳ありません。
      虚しさも楽しさも、行ったり来たりするものだと思います。
      一時的に気分が良くなったり、悪くなったり。
      良い時は別に何もしなくてもいいですが、悪い時にどうするか?
      それが紙に書き出すこととか、いわゆるストレス発散になるような、
      外に吐き出す性質のことをやるといいのかなと思っています。

      by cutintwo €2017年11月22日 10:39 AM

  • HSP という気質があるそうです。
    私は最近少し知った言葉で
    5人に1人?くらいがそうらしいです。

    私の身内には私が気にしすぎることを差し引いても
    自分勝手すぎる人、暴力をふるう人、家族の死をなんとも思わない人、等
    世の中から見てもとんでもな人と判断されるような人が多く
    トラブルが続き、私自身が滅入ってしまったときは
    本当に生きづらく感じていました。

    身内でこれなのだから
    世の中ってこわいと感じていたのですが
    5人に1人は
    自分自身と近しい感覚の持ち主がおられるのかと
    すごく気が楽になりました。

    深く考えてしまうのは
    ウツからもあるかもしれませんが
    HSP気質からウツになってしまうこともあるようです。

    マコさんが書いておられるように
    人それぞれ、気質であり、クリアになるものでもない
    本当にそう思います。
    気分が滅入ってないときはなんとでもなるんですけど
    滅入ってしまったときがなかなか(笑)
    滅入らないようにノートに書き出す方法試してみます!

    マコさんや、こちらを訪問された方が
    少しでも気がやすまる時間が増えますように(´ω`o)

    by (´ω`o) €2017年11月23日 2:38 AM

    • (´ω`o)さん

      コメントありがとうございます。
      HSPという言葉は何となく知っていましたが、
      改めて調べてみると、自分も当てはまるのかなと思いました。

      とんでもな人がおかしいのか、自分の感じ方がおかしいのか、
      ジャッジするのが難しいですよね。

      (´ω`o)さんもたくさん迷われたのではないかと思います。

      >5人に1人は
      >自分自身と近しい感覚の持ち主がおられるのかと
      >すごく気が楽になりました。

      こういう風に思える(´ω`o)さんは素晴らしいと思います!
      私はどうしても、5人に1人じゃない方に入りたかったなぁとか思う方なので(笑)

      感じすぎる方が正直、劣勢だと思います。
      大々的にそんなことは言えませんが…

      HSP気質だから気を遣ってよ。とは言えませんし、
      言えるような厚かましさがあれば、多分そんなに悩まない。

      HSP気質でも、上手く乗りこなす方法があるんじゃないかと思っています。

      気分が滅入るときは誰しもあるけど、
      HSP気質だと滅入り度合いが倍増するんじゃ、
      やっぱり人生ハードモードな気がしています。

      コメントありがとうございました!

      by cutintwo €2017年11月24日 10:01 AM

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