cut in two

酸欠少女さゆり(さユり)アノニマス歌詞の中の むき出しの“叫び”

time 2016/11/20

酸欠少女さゆり(さユり)アノニマス歌詞の中の むき出しの“叫び”

酸欠少女 さユりさんです。「僕だけがいない街」っちゅーアニメ主題歌を歌ってて、存在は知ってましたが、12月発売の新曲アノニマス(この曲はカップリングぽいですが)がすごく良くてめちゃくちゃ聴いてます。

 

sponsored link

酸欠少女さユり(さゆり)

「酸欠世代」という言葉があるそうで、この世代の象徴だという触れ込み?設定?で活動されています。この酸欠少女は、本人が考えたコンセプトなのかどうかは分かりませんが、私が興味あるのは、何でこの若いコたちが「酸欠」状態なのか?という点。

もちろん世代論なんて代物は、結局は人それぞれなわけで、その世代を一言で語ることなんかできません。が、酸欠世代という言葉を標榜するアーティストがいて、それを支持する人がいるということは、一定の層には届いているということは言えるかと思います。

酸欠とは何か?

 

酸欠世代

さユりさんは1996年生まれの20歳。若い…。うらやましい…。じゃなかった。ええと、では20歳前後を酸欠世代と定義すると、まぁ大学生とか専門学校生、高校卒業して働いている、若い方々ということになります。

超輝いてる時期じゃないか。

それがなぜ酸欠なのか?

酸欠という言葉から見えるのは、酸素が薄くて息苦しいってことでしょう。このあたりから考えると、いわゆる「空気を読む」というのが関係していそうです。

残念ながら私は30代なので、10以上も離れている若い方たちのリアリティが分かりませんが、「空気を読む」ことがものすごく重要なんだろうな…という想像はできます。

20歳って、震災のとき15歳なんです。

スマホが普及し始め、TwitterもあるLINEもあるっていう高校時代を送っているはず。私の世代でも、SNS上では、空気読んだ発言というのが重視されてたように感じます。

それが、友達とのコミュニケーションが最も重要視される中高生のときですから、おそらく空気読めるか読めないかは、死活問題だったんじゃないだろうか。

 

空気を読む

円滑にコミュニケーションを図るのが当然で、「場」が重要視されるといいますか、空気読めないと、アイツは空気読めないからダメっていう烙印を押されて、排除されるような構図があるんじゃないかなぁと思います。

これは何も今に始まったことじゃないですが、この世代にとっては、一層その傾向が強いのかもな、と思います。そしておそらく酸欠世代、「酸欠」状態に共感する方々は、多分、空気は読めるんだと思います。

でも、空気を読めないからアイツはダメだ、と烙印を押す側でもない。空気読めるけど、言いたいことは言えない、疑問符はいっぱいあるけど、その場を乱すことはしたくない。という感じでしょうか。

つまり、本音は言えない。

だから、苦しい。

酸欠状態。

 

アノニマスの歌詞

さユりさんの新曲「アノニマス」は、直訳すると「匿名」という意味らしいです。歌詞を読んでいくと、さユりさんの“叫び”を感じます。

空気を読んだ発言じゃなくて、むき出しの言葉で話したいという叫びに聞こえる。匿名じゃなくて、実名でぶつかりたいという。

すごくいいなと思います。こういう感情をストレートに吐き出すのは、この時代、この世代では、本当に勇気が要ることだと思う。それこそむき出しの言葉でつづるアノニマスの歌詞、さユりさんの言葉はすごく響く。

これは、本当に勇気が要ると思う。

気にしなきゃいいんだとは思いますが、批判や誹謗中傷が来た場合、ダイレクトに来るから。自分の本音に近い言葉を歌にしてる(と思われる)んですから、これが否定された場合、なかなかこたえると思います。

それでも歌いたいことがあるから、真正面に向き合って、歌ってるんじゃないでしょうか。そういう姿にとても心が打たれます。本気な感じがします。

ただ、Twitterをちらっと見た限り、なんかとても楽しそうで、そこまで重たい空気は無いのかもしれません。酸欠世代、酸欠少女っていうのもひとつのコンセプトで、ご本人は純粋に、音楽を楽しんでいるだけなのかもしれません。

酸欠世代という言葉が意味するものも、ここで述べたような意味合いとは全く違うのかもしれません。いずれにせよ、その世代に生まれたなら、おそらく酸欠していた私の心に響いたのは間違いなく。

あと単純に、かわいい。

sponsored link

down

コメントする






sponsored link