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うつ病とは診断されない、鬱っぽい症状の自力の治し方。生きるのが楽になった。

time 2016/09/17

うつ病とは診断されない、鬱っぽい症状の自力の治し方。生きるのが楽になった。

私は30代の男性です。社会人になってからずっと、慢性的なうつ症状に悩まされてきました。病院に行き、薬を飲んでいたこともありますが、「うつ病」とはっきりとは診断されないんです。薬も一定の効果はありましたが、やはり根本的な解決にはなりませんでした…

運動や食事、認知療法やカウンセリングも試しましたが、どれもこれも一時的に症状はやわらぐものの、結局もとに戻ってしまいます…泣

どうすればいいんだ…これからずっとこの鬱っぽい症状に悩まされるのか…と、絶望にも似た気持ちでいたのですが、最近になってあっさりと、それはもうあっさりと、すべてのピースがはまるようにほぼ完治しました。

うつ病で言うところの「寛解」の状態だと思います。

現在では、症状はほぼ無くなりました。(悲しいことがあって、気持ちが落ち込むくらいはありますが)

今回、同じように苦しんでいる方の参考になれば…と思い、私が自力で達成した鬱っぽい症状の治し方を書いてみます。

 

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私のうつ症状の自力での治し方

まず前提として、私はうつ病とは診断されていません。なので現在うつ病に悩まされている方は、まずはお医者さんの指示に従って治療を行うのが先決かと思います。

鬱っぽい症状に悩んだ私が、自力で治した方法をお伝えするだけなので、これをやればうつ病が治る!と断言するつもりはありません。

あくまで、私の体験談です。

ただ、同様の症状に悩まされている方には、何か参考になる部分があるかもしれません。

 

まず、伝えたいこと。

まず、ここまで読み進んでいただいた方に、お聞きしてみたいことがあります。

「こんなの、どうせまた役に立たないだろ…」

と思う気持ちはありますか?

もし少しでもそう思う場合は、私の治し方が効くかもしれません。と言うのも、以前の私ならそう思うからです。

「こんなネットの記事読んだくらいで治るはずないだろ…」

以前の私は、うつ関連の本やネットの記事を読みながら、いつもそう思っていました。それでも藁をもつかむ思いですから、一応紹介されていた方法を、試したりはします。結局は治らず「ほら、やっぱりな…」と思うのですが。

でも、そんな私でも、今は治っています。

ということは、「役に立たない」「治るはずない」と思った方は、むしろ私のように、治る可能性があるということです。

 

私のうつ症状

わたしのうつ症状は、こんな感じでした。

  • 不安な気持ちが強い
  • 将来を悲観する
  • 自分は人と比べて圧倒的に劣っていると感じる
  • 嫌な気分でいることが多い
  • 簡単なことに取り組むのに高いハードルがある(掃除など)
  • 誰かと会うのが怖い
  • 目を合わせられない
  • 会話を楽しめない
  • 仕事でリラックスできない
  • 誰かと打ち解けられない
  • 幸せそうな人を見ると苦しくなる
  • 自分はクズな人間だと思っている
  • 自分は真っ当ではない人間だと思っている
  • 自分のあらゆるものが許せない
  • とにかく辛い

書いていたら膨大にありすぎて、最後にまとめてしまいました(笑)とにかく辛い。苦しい。これが慢性的に続きます。

私の場合は幸いなことに、身体的な症状はそんなにありませんでした。特に睡眠。不眠になることはほぼ無く、本当に辛いときはとにかく寝ていました。

寝ている間は、辛いことを忘れられるので。

ここに挙げた心理的な症状プラス、不眠とか身体的な症状がある方は、本当に大変だと思います。想像するだけで辛い…

それで、こういった症状を、私はどう自力で治したのか…?

 

紙に書きだす

これも散々色んなところで言われていると思います。頭の中を整理するために、紙に書き出す。すでに実践した方もいるかもしれません。「またか…」と思う方もいるかもしれません。

確かに、ただ紙に書きだしただけでは、あまり効果は無いかもです。書き出し方と、その先どうするかが大事です。

ここで、実際に私がノートに書き出した画像をさらします。正直、めちゃくちゃ恥ずかしいのですが…

note001

個人の名前などの固有名詞はぼかしています。

しかし、うーむ。我ながら、ひどい。

これは、頭の中に浮かんだ言葉を、そのまま思いつくままに書きました。紙に書き出すとき重要なのは、思ったそのままを書くことです。

自分で咀嚼した言葉とか、要約した言葉で書くと効果はほぼ無いと思います。あくまで思いついたそのままの言葉で、かっこつけずに書く。

3番目の「日やけした男はバカ」なんて、ものすごい偏見でアホくさくて、書くのも嫌でした。でも、ここを “偏見を持ってしまうところがある” みたいに書くと、意味がないです。

本当に正直に、頭に浮かんだことを書きます。

 

書いたものを見る

ある程度書けたら、自分が書いたものを見てみます。

どうでしょうか?

その時の私の感想が、画像の右下あたりに殴り書きで書いてあります。

 

これが答えです。

 

ここに書いてあるひどい言葉を、頭の中でいつも自分に言ってるんです。

こういう暴言を吐く、すげーイヤなやつと、いつも一緒にいるんです。

 

心を病むのも当たり前だと思いませんか?

 

思考の癖、自動思考、マインドセット

ノートに書いた言葉は、自分が反射的に思ってしまう言葉です。

この言葉が原因で、気分がどんどん悪くなり、うつ症状になり、心を病みます。このような反射的に思ってしまう言葉は、自分の思考の癖です。

否定的で暴力的な言葉が、癖になってるんです。

思考の癖は他にも自動思考とか、マインドセットと呼ばれたりもします。専門家ではないので明確な定義はできませんが、とにかく自動的に湧いてくる、ノートに書いたような否定的な言葉をそう呼びます。

ちなみに、記事前半の ~まず、伝えたいこと~ の欄で、鍵カッコでくくっている言葉は全部、思考の癖、自動思考、マインドセットです。

呼び名はどれでもいいんです。とにかく、そういう自分の考え方の悪いクセがあるということです。

興味があれば、それぞれの言葉で検索してみてください。

 

思考の癖をとらえる

それで、じゃあどうすればいいのか?どうすれば治るのか?という話なのですが、これはもう、その都度その都度、思考の癖を客観的にとらえるしか無いと思います。

例えば、私の場合。

同年代のスーツをバシッと決めた人を見ると

「あぁ…真っ当な人だな。顔に自信があるな。きっと人生が充実してるんだろうな。それに比べて俺はクソだな。何でこんななんだろうな。クソだな。何であいつ(そのスーツをバシッと決めた人)の方が上なんだろう。日焼けしてるくせに…俺色白なのに。」

みたいなことを思います。これは思考の癖で、自動的にこう思います。なぜ日焼けにそこまでこだわってるのか謎なんですが(笑)

と、一事が万事、こういう癖がついているので、何かにつけて、こういう不快なことを考えて、気分を害していることに気づきます。

本来、その人と私は全く関係ないんです。それをわざわざ自分と比較するように考えて、わざわざ気分を悪くしてるんです。

これに気づくと、笑えますよ。

 

振り回されない

今でもこの思考の癖に振り回されそうになります。この記事の文章を見返しても、それっぽい専門家みたいな人のイメージが湧いてきて「なんて浅はかな文章なんだ…」と私を批判してきます。

これも思考の癖、自動思考、マインドセットです。

いちいちこれに振り回されないことです。あぁ、また言ってるなぁ、と客観的に見ることができれば、振り回されることはありません。

そして、もう本当に、ありとあらゆるところでこの思考の癖が出てくるので、こんだけ否定的なことばかり思ってたら、そりゃうつにもなるよなぁと思えて、本当、私の場合は笑えました。

すごく、楽になりましたね。

正直、症状が重い場合、そんな風に冷静に考えられない…ということもあるかもしれません。私も一番ひどいときは、そんな冷静に対処できませんでした。今でも忙しかったり、体調が悪いときなんかは振り回されることもあります。

その場合は治療が最優先。

薬を飲んでるならきちんと飲む、食事に気を付ける、運動する、日光を浴びる…等、自分を整えることを優先します。ここは自分でもできていない場合があるので課題です…

ある程度冷静になってきて、私の自力の治し方に、少しでも共感する何かがあれば、試してみていただければ嬉しいです。

治る保証はありませんが、私はこれで、かなり生きやすくなりました。

 

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

最後に、私がここにたどり着くまでにとても参考になった本をあげておきます。

どの本も、この自力の治し方の「気づき」を与えてくれた作品です。

月読寺住職、小池龍之介さんの著作はどれもおすすめです。瞑想による思考の癖の観察にとても役立ちました。

ツレうつシリーズの1作目。シリーズすべて面白くておすすめです。ツレさんの苦しみが自分に当てはまり、客観視するのにとても参考になりました。

心屋さんは、なんかちょっと名前からして敬遠してたんですが食わず嫌いでした。心の動きに気づきを与えてくれます。

 

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星野マコ

星野マコ

いろんな悩みを抱えること10年以上。サンドバッグのように打たれ続けても、フラフラで立ち上がってきました。悩みを一刀両断まっぷたつ!誰かの生きるヒントになれば嬉しいです。 [詳細]

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